この事実を知れば、見方が変わる!

ここでご紹介するのは、父が他界した直後から新聞広告の裏や封筒などに突然書き出した、トミスケの「詩」です。約3か月ほどの間に、60ほど書き残されました。
当初は俳句のようなものから始まり、その後俳句のようで俳句でもない、終わり頃にはぐっと長い詩のようなものまであったりして、正直なところ何と呼んだらいい分かりません。(笑)
どんな呼び方であれ、形式がどうであれ、そんなことよりも認知症の母がこのようなことを書いたこと自体が驚きです。「あの当時の母は、既にこんなことが書けるような認知レベルではなかった!」とは、看護師一筋の人生だったmasaの言葉。
そんな認知症の人が書いたということを頭に入れて、トミスケの「詩」を読んでいただければ幸いです。

「詩」の一部がダウンロードできます。 話せないだけで、心はこんなに豊か! トミスケの「詩」
YouTube 家族への愛を綴った「詩」です。

 

ぢいさんやぢいさんや
遠いお空のぢいさんや
我が家の風景みえるかな
見えるとも見えるとも
お前は一寸ドジダケド
とうちゃん かあちゃん
やさしくて

それをまねてか孫までも
それをまねてか
やさしくて 

老いてこその 人生なのに
なぜそんなに急ぐのか 君は

人生を 思うとをりの 夫ゆき

父親よ どこへ行くのか 妻捨てて

夫の死とは つゆしらず
胸のざわめき あわれなり

我が夫の はじめて夢みし 今宵かな

気ままで がんこで スカタラン
ぢいさん 今ごろ ドコカシラ

夫の死 二日目にして ガンと知り

過ぎにしことは 忘れなん
たずねし人の 笑い声

我が夫の なやみや今ぞ ハーレハレ

帰らぬ事とは知りながら 行って見たいな 天国へ

清雄さん 今日はどこまで生きにしか
帰らぬ夫をまちわびぬ

やさしさの 言葉の出ない 夫ゆき

これからが 我が人生の道なのに
なぜそんなに急ぐのか 君は

コオロギの ガンバレヤガンバレヤの音に 我はげまされ

よき嫁や 息子までも よくなりぬ

よろこびし 夫は 今は天国で

二度とかえらぬ人生を
なぜ そんなにいそぐのか 君は

去る君の 長き旅路よ すこやかに

すぎし日の さいげつが
老人ボケとは あわれなり

さびしさや コオロギの鳴く音にも 涙して

おいしいお料理を ほんとうにありがとう・・・なみだ
天国のぢいさんも とても喜んで居ります
ありがたいやら うれしいやらで
胸が一杯です
私もやさしい皆様にさヽえられて
今年もがんばりますから
とろしくおねがい致します

老いてこその 人生なのに
なぜそんなに急ぐのか 君は

淋しさに たえているのか 我にまつわる

しばらく おぢいちゃんの事は 言わないでね
今ごろはどこに居るでしょうね

思ひどおりの人生を
今はたのしく天国で

気ままで がんこで スカタラン
ぢいさん 今ごろ ドコカシラ

なぐさめや よめの心の 気がかよう

おぢいちゃん 呼べどこたへぬ 気がかよふ

高田の姉様え
あいたいなー あいたいなー

一日とは云わないけれど
なぜかしら
センチになり申す

ハ – – –

きかせたや
見せたや
我が家の風景

たのしさや
我が家によめの
わらい声

あすからは メソメソやめて がんばるぞー
今夜はごめんね

私の一生 どちらかな
エンマ様に聞きましょう

ユキンコや 早くわたしに 春よ来い

困るねェ ミルクトラパン つるつるだ

やさしい母ちゃん いなくても 
おいしい夕食 ありがとう
ごちそうさま

おきたれど
何をやっていいやら 手につかず
又 フトンえ もぐりこみました
御免なさい
正ちゃん つとめですか
もう少し 休んだら
がんばります

せんたくは
バーの仕事に ありぬれど
つつがなき おつとめを

老後とも思へず
食欲ありにけり

たのしさや 我が家によめの 笑い声

見せろ見せろ 顔見せろ
落とした入れ歯 取りに来い

家族づれ 夫もよろこぶ りんごがり

やさしいやさしい 家族のみなさんへ
たよりないばあですが
くれぐれも よろしくお願いします

すぎし日の さいげつが
老人ボケとは あわれなり

ボケの道
とうとう 我にやってきた

おきたれば 大きな食パン すわりけり
やさしき母ちゃん ありがとう
御免ね

あたたかき こころにほとけ かんしゃして・・・・・・ 
ほんとうに ありがとう

(母ちゃん いるかと 外ながめ)

ミルクあめ 家族の心に 涙する

ハッスル母さん
たよりに してまっせ

今年も よろしくね
ババより

もう来ない
二度と会えない

彼の人に

落葉かき
お前もこれで グドッバイ
サヨナラのことばかけずに
行っちゃった

なぐさめや よめの心の 気がかよう

おぢいちゃん 呼べどこたへぬ 気がかよふ

(高田)
姉様え
あいたいなー あいたいなー
一日とは云はないけれど
なぜかしら センチになり申す
ハ・・・

      

サンキュー ベリマッチ
トミスケ

 

やさしいやさしい 家族のみなさんへ
たよりないばあですが くれぐれもよろしくお願いします

 

おきたれど 何をやっていいやら手につかず 
又 フトンえもぐりこみました
御免なさい 正ちゃん つとめですか  
もう少し 休んだら がんばります

 

夫の死 二日目にして ガンと知り

 

気ままで がんこで スカタラン
ぢいさん 今ごろ ドコカシラ


父親よ どこへ行くのか 妻捨てて

 

夫の死とは つゆしらず
胸のざわめき あわれなり

 

二人の孫の書いた番外編


おばあちゃん(タイトル?)


柿の実の

色味と共に
いやされる
 

信州の
りんごポッキー
はしみたい
     

悲しむな
祖父は行くのだ
天国に     

 

 

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