戸惑いながらも前向きに楽しく接した!

ここでご紹介する話の多くは、嫁と姑との濃密な関わりの中で展開された、様々な日常生活の様子です。
masaは、早くから認知症になった母との生活を、戸惑いながらもポジティブに捉え、とても好ましい対応をしてくれました。
以前masaが、母との介護体験をお話させていただく機会があり私も同席したことがありますが、その時の私は、涙が出て出て止まらなかったことを今も覚えています。それはなぜでしょうか?
母が他界する前2年間のハッピーな思いしかなかった私は、masaの話を聴いて、当時の大変だったことを思い出したのでしょう。
つまり私は、長い間の大変だった生活が頭から消える程、ハッピーになった2年間が信じら
れない程楽しかった! ということなんです。
  

masaの〝接し方〟で母は変わった!
どんな場面でも明るく対応しているこれらのストーリーは、叱らないで相手を思う接し方がその後の展開を好ましい方向に導くことを物語る、まさにmasaの〝感動介護〟と言えましょう。
ここではそんなストーリーを、「我が家の泣き笑いストーリー」として綴られた、当時のブログからご紹介しています。
新作ストーリーも登場!
masaの資料にタイトルだけ書かれて公開されていなかったストーリーも、ブログにアップされ次第追加しています。(2021年~)
イラストは、第21話「ゴキブリ団子、スプーンで完食!」

 

1. 目 次   

第1話 心配するな! 楽しめ!

「我が家の泣き笑いストーリー」のほとんどを書いたmasaが、自分たちが体験した認知症の母との介護生活を、初めてブログで発信することへの思いを書いた記事です。
「心配するな! 楽しめ!」と書かれたこのポスターは、二人が結婚して間もなく、ある人からいただいた思い出のある大切なポスターです。
実は私たち家族が、初めから母に対して楽しく接することができたわけではなく、いろんなことがありました。そんな時に励みになって支えられたのがこのポスターの存在でした。
特にmasaにとっては、この「心配するな! 楽しめ!」という言葉は、その後展開される認知症となった母との生活において〝介護の原点〟ともなった、masaを支えて私たちを成長させた、とても大切な言葉だったのです。

 

第2話 ゆずり合う食卓
母トミスケが生きた時代は男尊女卑の時代で、女性、その中でも嫁は一番我慢をする立場で、良妻賢母が女子教育の基本理念となっていました。
そんな時代に生きたトミスケは、竹内孝仁先生の「竹内理論」によれば「回帰型」に属する認知症に当てはまり、良妻賢母として家族を支えていた時代のトミスケの感情が、時々色濃く表れることがありました。
そんな母の感情が伺える、ある日の夕食時のストーリーです。
(masa)

 

第3話 トミスケ骨折!
「ワッ! トミスケ、転倒!!」
そんな時も、歳の割に俊敏な動きができたおかげで、手首の骨折だけ
で済みました。
しかし、病院で手当てをして帰宅してからが愉快なストーリーの始まりです。何と、ギブスから取り出した綿を、パクッと口の中へ。(笑)
さて、この後、どんな展開をするのでしょう・・・。

 

第4話 ワッ! 幽霊だ!怖いよ怖いよ~!って思ったら・・・

todhiが最後に会社を出ようとした時、「ガサガサッ!」という音を聞いて思ったのが、「もしかして幽霊?」(笑)
そんな話を帰宅後masaに話して分かったのが、実はそれは地震だったということ。
toshiより早く帰宅して母と一緒に過ごしていたmasaが、その地震の揺れに気がついた時に思わずとった行動とは・・・? そして、そのことから思い出したmasaの「お母さんの優しい手」とは?

 

第5話 びっくり! エー! 卵が100個 並んでいる!

「私がボケたら施設に入れてね。みんなに迷惑かけたくないから・・・」と寂しそうな顔をして母が言っていた頃のお話です。
母が忘れっぽいことを悔やむようになったある日、廊下に並んだ100個の卵を見たmasaはビックリ!
「masaちゃんが卵を買って来てって言ったから買っておいたからね」と言った母に対して、masaがまず口にしたのは、「お母さんありがとう」だった・・・。

第6話 ハッピー! ミッキー!

介護する家族にとって、支えになって頑張れるものって、なんでしょう?
masaが以前話してくれたことで印象に残っているのが、他人からかけられた言葉で嬉しかったのは、「頑張ってますね」ではなく、「お義母さん、お幸せそうですね」だったとか・・・。
いかにもmasaらしい言葉だなと感心したことがあります。
masaはその他にも、こんなことでも嬉しくなっていたようです。

第7話 毎日「今」を、精一杯生きる!

テッセンという花が好きだった母ですが、いつしか頭からはすっかり忘れられていました。
masaは昔、母の口から好きな理由まで聞かされていた大好きなテッセンでしたが、今はその花を見せても、「なに~、 これ何?」とけげんな表情になるだけ・・・。
いつまでも同じ毎日が繰り返されると思っていたmasaですが、認知症の母から、その瞬間その瞬間の「今」がとても大切なことを学びます。

第8話 癒されるねぇ、ドラちゃん

母のお気に入りの一つが、ドラえもんのぬいぐるみです。お気に入り?と思われているこのドラちゃんでも、時には食べられることも・・・。(笑)
認知症になったが母が一人で家にいる時、こういった可愛いぬいぐるみの存在が、母だけではなく、私たち家族にもとても大きな癒しとなっていることは確かです。
母トミスケがちょっと元気のない日の、そんな風景です。

第9話 母は何かに護られている!

家の前の坂で転んでも、大きな怪我などほとんどしたことがない母。もちろん、家の中でもそれは同じです。
母はそんな時でも、びっくりしたり、慌てたりなんかしません。不思議と平静で落ち着いているんです。まっ、それが母の認知症かもしれませんが・・・。
まるで母は何かに護られているようです。
ある日の夜、急に家に帰りたくなったmasaが急いで帰宅して目にした光景は・・・。

 

第10話 今日は特別な日 生んだ赤ちゃんが・・・

認知症の人の行動にも、必ずその人なりの理由があります。母の行動を見ていても、そのことがよく分かります。それを理解しないと、ただおかしい、不可解な行動・・・で終わってしまいますね。
これは、ある日の深夜に展開された、一見不思議な母の行動です。
「ワーン!ワーン!」という泣き声で起こされたmasaが、母の言葉に思わずゾ~ッ!
我が家の特別な日にアップされた、笑えないけど笑える、真夜中の楽しいストーリーです。

 

第11話 ワクワク・ドキドキ! トミスケ大活躍!

〝認知症の人には、いい刺激が必要〟とはよく言われる言葉です。そのことを母にも感じたmasaが考えた刺激が、ナント! 母をパチンコ店に連れて行くことでした。(笑)
連れて行かれる母はまったく初めての知らない世界。一方、連れて行くmasaはどうかと言えば、こちらも2回ほどしか経験のないほぼ知らない世界。
そんな二人が繰り広げたパチンコ店での珍道中は、驚きの展開に・・・。

 

第12話 トミスケ! 夫のリハビリに大活躍!

元気に動き回っていた父でしたが、晩年になって「多発性骨髄腫」という大変な痛みを伴う病になりました。多くの医療者のお世話になった病院を出てからは、いよいよ自宅で家族との生活が始まります。
masaはもちろんですが、そこで大活躍?したのが、妻のトミスケ。(笑)
認知症のあるトミスケとで繰り広げられる愉快な生活ですが、父の病状を和らげる助けになったのが、実は、認知症ならではのトミスケの存在だった・・・。

第13話 世界一幸せと感じた感動の連続! 定年退職ツアー その1

toshiの定年退職を祝ってmasaが企画した、「toshiさんお疲れ様会」。参加したのは、私と母トミスケ、そしてmasaの3人。そして、実はもう一人・・・。
10年ほど前に父が他界して以降、子供たちと出かけていた旅行にも、必ず母を連れて出かけていました。
母と出かける旅行は、いつも愉快な珍道中。(笑) それが今回は、今まで経験したことがない、大きな感動の忘れられない旅行となったのです。

第14話 世界一幸せと感じた感動の連続! 定年退職ツアー その2

masaの企画で出かけた河口湖への「toshiさんお疲れ様会」その2です。用意された素敵な部屋に入って喜ぶ母の姿を見て、「あ~、ここへ来て良かったなあ~!」とつくづく思ったものでした。
実は今回の旅行では、それ以上に嬉しいことがいくつも用意されていて、その極め付きが、masaが語った夫への感謝の言葉。それを聞いて目がウルウル、感動感謝の嬉し涙の私でしたが、その時の母の様子は全く覚えていなかったのです。後で聞いたその時の二人は・・・。

 

第15話 母と行く旅は、いつも感動がいっぱい! 定年退職退職ツアー最終回

母と一緒に出かける旅行では、いつも感心することが起こります。それが、認知症の母と接しているmasaの姿に感動された人から、よく声をかけられる、ということ。それがなぜか、お風呂場が多いそうです。
実は私自身も、旅先で遭遇した家族の姿に感動し、それまでの自分を反省し、その後の旅行について誓ったことがあったのです。旅先では、素直な自分になれる何かがあるようですね。
子供を連れて4人で出かけた旅先で、私が誓ったこととは・・・?

第16話 トミスケとの旅 ~夜勤交代の巻~

娘たちを含めた5人で訪れた、大好きな河口湖の旅館で展開された、とても愉快なお話です。
認知症の母と行く旅は、いつも大変、珍道中! この日も始まった深夜の行動に、運転疲れのtoshiは、何が起きても関係なしとグッスリおねんね・・・。(笑)
そんな真夜中に展開された騒動で、一人対応に追われるmasaを助けたのが、二人の娘・・・。
認知症の母との旅行は、大変な反面、子供の成長に気づく嬉しい場ともなりました。

第17話 あっ! びっくり! ヨーグルト3社契約 

masaのリードで家族みんなで取り組んだことの一つに、「失敗をした後に落ち込ませない」「悲しい思いをさせない」と言うものがあります。特に、忘れっぽくなって自分の行動を悔やむようになった頃の母には、これができるかどうかだけでも、その後の展開に大きな違いが出てきます。
ある日玄関を開けてビックリ! ヨーグルトを入れる箱とその製品を持った3人の女性が立っていたのです。
驚いたmasaは、母の事情を説明して帰っていただくのですが、その後で母に対してとったことが・・・。

 

第18話 ギョッ! シイタケが鍋いっぱい!!

母の認知症がホントに進んだなあ~と感じる頃の、愉快な?エピソードです。
仕事から帰ったmasaが、甘辛い匂いのする台所へ行って大きな鍋の蓋を開けてビックリ! ナントそこには、水で戻された〝干しシイタケ〟が鍋いっぱいに・・・。
母の奇行でパニックになったmasaが、気分を落ち着かせるためにいつも実践していたユニークな方法も登場しています。認知症の人に接する時の心得も書いていますが、鍵はやっぱり、「自分の心」?

第19話 豚汁という名の「おでんちゃん」

認知症が進んで必要なモノがなくなることが多くなると、masaの対応には余裕が出るのか、探す時にもクイズ感覚!(笑) そんな姿を見た娘たちは、「お母さんは楽しんでいるみたい」と・・・。
それでも予期しないことが起きると、やっぱりmasaは「ギャァー!」(笑)
ある日、「豚汁を作っておいたからね!」と言った母が作った料理は、豚汁とは名ばかりの〝おでん〟でした。 「エッ! 豚汁じゃないの?」と言ったものの、家族みんなは・・・。

第20話 トミスケの優しさに感謝!

 

母が他界して2年後に更新された記事で、三回忌法要を前にして、母の衣類を片付けようとしたした時の母への想いが書かれています。
少しの時間でも片付けようと母の残した衣類を手にしたmasaは、いろんなことを思い出すのか、何度も何度も私のところへ来ては声を出して泣くのです。
そんなmasaは、気を取り戻して再び片づけを始めるのですが、そこで不思議な体験をすることに・・・。

以下は、masaの資料にタイトルだけ残された未公開のストーリーです。ボツボツですが、masaがブログに投稿次第ご紹介しています。

NEW STORY!

第21話 ゴキブリ団子、スプーンで完食!
認知症の症状である「異食」のお話です。
masaの勤務中に、母がゴキブリ団子を食べてしまった時に繰り返されたお話で、家にいた娘から連絡を受けたことで始まった、笑えないけど笑えてしまう愉快なお話です。
2021年1月5日更新)


NEW STORY!

第22話「お婆ちゃん」ではなく「お母さん」と呼ぶワケ
認知症になって人が変わってしまった親に対しての思いや見方次第で、楽しくも苦しくもなる。そんなことを体験したことの一つが、このストーリーです。
トッシーの気持ちを大きく変えた、「お婆ちゃん」ではなく「お母さん」と呼ぶことを提案したmasaのそのワケとは・・・。
2021年1月10日更新)

 

NEW STORY!

第23話 育たない パプリカ
カラフルなパプリカに育つことを楽しみに熱心に水やりに励んだmasaの甲斐あって、まだ緑色とは言え大きな丸いパプリカがいっぱいできました。これはさぞかし色鮮やかで栄養のあるパプリカができると喜んだmasaでしたが・・・。
2021年1月15日更新)

 

2.施設の皆様やご近所の皆様への感謝(一部)

地域の「認知症サポーター」大活躍です!

地域の「認知症サポーター」大活躍です! パート2

ヘルパーステーションの皆さんに感謝で~す!

ヘルパーステーションの皆さんに感謝で~す! その2

※この他は、ブログのカテゴリー「施設の皆様に感謝」「ご近所の皆様に感謝」で。