人をほめれば、人は変わる

私たちには、他人に認めてもらいたいとか、受け入れてもらいたいというごく自然な欲求があります。その自然な欲求が満たされない状態というのは、心にとってはつらいことなのです。結果を出さないかぎり認めてもらえない人間関係は、ホッとする時間がありませんん。
職場や学校はもちろん、家庭でも友人同士でも、小さなことやありふれたことに、
「いいね」
「ありがとう」
「助かったよ」
といった言葉を返すだけで、おたがいがホッとする時間を作り出すことができます。
それだけで、きっと何かが変わります
(中略)
ある新聞で、ビジネスマンやOLに「上司にかけられた言葉の中でいちばん嬉しかったのは何ですか」というアンケートを取ったら、「お疲れ様」という回答が第1位だったそうです。
驚くほど平凡な言葉ですね。
でも毎日、いや一日に何度でも使える言葉です。
「人をほめる」って、そういうことではないでしょうか。

※和田秀樹著「ほめ言葉の力 ~叱っても人は動かない~」より

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