感情を出し合える幸せ

💖荒木次也著「いちばん幸せな介護のヒント」P51より　※画像は本文と関係ありません。
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感情を出し合える幸せ

（前略）介護を受けている人の怒りや恐れ、不機嫌などは、介護している人が原因ではなく、老いからくる「喪失の感情」です。不機嫌な態度をされたり、きつい言葉を言われた時は、「この人の体と老いがさせているのだ」と思ってください。
介護してくれる人に対して感情を素直に出すことで癒されるのです。
感情は良い・悪いで区別するのではなく、「出すこと」が大切なのであり、健康的なことなのです。身内だから感情を素直に出せる。気を使う必要がないということが、在宅介護の幸せなので、お互いに素直になって、自分の感情を出し合えるようになりましょう。

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出典：荒木次也著「いちばん幸せな介護のヒント」（株式会社 リヨン社）