どんなことにでもほめられる
💖アラン著「アランの幸福論」P186より ※画像は本文とは関係ありません。
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すべてを良いほうに見てあげる
ほとんどどんなことにでも、ほめられるところがある。人はいつだって真意に気づかないものであり、臆病と思うかわりに節度があると見なしても、用心深いのではなく友情なのだ見なしても、なんにも差支えないのである。
とくに若い人たちに対しては、推測に過ぎない場合には、疑わしきは罰せずの精神で、すべてを良いほうに見てあげよう。若い人たちをりっぱな人間として描き出してあげよう。そうすれば彼らは、自分はそうなのだと信じ、やがてそのような人間になるだろう。反対に、彼らを批判したところで、なんの役にも立たないのだ。
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出典:アラン著「アランの幸福論」(株式会社ディスカヴァー・トュエンティワン)
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