腹が立つのは、なぜ?(1)

💖高木善之著「『虹の天使』自分を変える 世界を変える」P20より ※画像は本文とは関係ありません。
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なぜ腹が立つのか
怒りの原因は、だまされた、裏切られた、馬鹿にされた、認められなかった、期待が外れた、悪口を言われたなど、さまざまありますが、さらに、「なぜ腹が立つのか」を考えてみたいと思います。

①自分が正しい
怒りの原因は、「自分が正しい」と思うからではないでしょうか。
けんかやトラブルの原因の多くは、お互いに「自分が正しい」と思い込んでいることです。自分が正しいという思い込みが強いほど、争いは激しくなります。正義感の強い人ほどトラブルが多いのです。
近くにそのような人がいると、「馬鹿だなあ! 迷惑だなあ!」程度ですみますが、一国の大統領がこのような人なら大変です。
周りの国とトラブルを起こしたり、紛争、戦争へと突き進んでいきます。
「自分が正しい」という思い込みや信念、過信は危険です。
「自分が正しい」というのは、自分の思い込み(1カメ)に過ぎません。
だからこそ、相手の視点(2カメ)、周りの人たちの視点(3カメ)が必要なのです。

(つづく)

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出典:高木善之著「『虹の天使』自分を変える 世界を変える」(NPO法人ネットワーク地球村)
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