自分が変われば、相手も変わる(1)
💖 武田双雲著「ポジティブ教科書」P77より ※画像は本文とは関係ありません。
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相手の悪い部分を意識してないか
相手を変えようとすればするほど関係が悪化する原因は、相手の悪い部分に意識が集中しているからです。これを逆の立場で考えてみるとわかります。相手から、自分の悪い部分ばかりに集中されていると思うだけで嫌ですよね。逆に頑なになってしまいます。
相手を変えようということは、つまり否定しているのです。否定している部分ばかりに集中しているのです。これでは相手は変わるどころか、関係が悪化するだけです。書道教室の添削でもそうですが、悪い部分ばっかり指摘してもなかなか、上達しません。いい部分にいかに集中するか。相手の欠点への集中を一旦やめてどこを伸ばせるか、どうなればいいかをイメージすることです。
そうすれば、自然と関係も改善されていき、相手が自然に自分の欠点に気づくことも起きてきます。まずは、自分から相手へのイメージを切り替えるのです。これまでの悪い部分ではなく、よいイメージに意識を傾けるのです。そうすることで人間関係は高めあえます。欠点の指摘のしあいだったら、足のひっぱりあいになりますよね。
(つづき)
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出典:武田双雲著「ポジティブ教科書」(株式会社 主婦の友社)
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