どんな出来事も「しあわせ」と思える人は、今も「しあわせ」

💖斎藤一人著「ツイてる」P139より ※画像は本文とは関係ありません。
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過去は変えられるけど、未来は変えられない

「過去は変えられないけど、未来は変えられる」
世間の人は、そういいます。でも、私はそう思いません。残念だけど、そうはならない。
「過去は変えられるけど、未来は変えられない」
これが現実です。
なぜ、過去が変えられるのかというと、昔のことを思い浮かべるとき、過去の出来事はもう「思い出」ですよね。「思い出」というものは、後でいかようにも変えられるんです。
たとえば、私は学生時代、勉強するのが嫌で、嫌で、しょうがなかった。だから、高校へは行かなかったんです。
だけど、そのおかげで人より早く社会に出て、商人となり、そして今がある。
「勉強が嫌いだったから、今がしあわせなんだ。勉強が嫌いでよかったな」
と思っているんです。
それで、人間は、おもしろい。今がしあわせだと、過去の不幸がしあわせなことに思えてしまう。過去の嫌な出来事が、今の自分の宝なんだと思えてしまうものなんです。
たとえば、自分は幼い頃に大病して、「つらい思いをした」という人がいるとします。けれど、あのとき大病したからこそ、今、人に思いやりをかけてあげられる人間になったんだ、と。いい体験してよかった。そう思う日がやがてくることもあるんです。
こんなふうに、過去のどんな出来事も「しあわせ」と思える人は、今も「しあわせ」です。
今が「しあわせ」だからこそ、未来が幸せになるんです。
未来を変えられるのは、こういう場合のことです。
(後略)

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出典:斎藤一人著「ツイてる」(株式会社角川書店)
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