ほめ言葉を口に出す
💖リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな!」P119より ※画像は本文とは関係ありません。
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毎日少なくとも一人、いいところをほめる
その人のなにが好きか、どこがいいか口に出してほめたことが(またはその時間をさいたことが)何回ある? ほとんどの人は何回でもほめられたいと思うもの。実際、心からほめられたことがどれくらいありますかと私が質問すると、「いつだったかなあ」とか「まったく覚えていない」とか「そんなことは一度もなかった」という答えが返ってくる。
私たちがほめ言葉をくちにしない理由は幾つかある。「べつに私がほめなくたって、もう自分でわかってるんだから」とか「彼女を尊敬してるけれど、そんなことは口では言えないし」という口実をみんな口にする。だが、心からほめられるとうれしいかどうかと聞くと、みんな口をそろえて「うれしいに決まってる」と答える。ほめ言葉を口にしない理由が「なんと言っていいかわからない」とか、「恥ずかしい」とか「もう本人がわかってるから」とか「習慣がないから」だとしたら、そろそろ変えてもいいころだ。
その人のいいところを相手に伝えるのは「思いついたときに親切にする」のと同じ。簡単にできること(慣れてしまえば)だが、結果は大きい。
一生ずっと人に認められたい、ほめられたいと願いながら暮らしている人がどれだけ多いか。とくに両親、夫や妻、子供たち、友達に。だが、知らない人のほめ言葉でも心がこもっていればうれしいものだ。その人についてどう感じているか伝えることで自分もいい気分になれる。それはやさしい思いやりを示すこと、相手のいいところに目を向ける行為だ。
(後略)
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出典:リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな!」(株式会社サンマーク出版)
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