「迷い、悩みを続けない人」に進化する
💖田中 一著「病気は脳がつくっていた」P74より ※画像は本文とは関係ありません。
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考えるのは、1泊2日まで
「迷い、悩みを続けない人」に進化するための行動基準を1つ、お示しします。
「考える」とは、「答え・結論を出す」「判断する」こととしましょう。
「結論が出ないな」となんとなくわかった時点で、考えることをやめましょう。
結論が出そうにないのに、考えをやめず、引き続きアタマの中で宿題として置いておく場合、これはもはや「考え」られていないのです。
「考える」が、いつの間にか「迷い・悩み」に移行したのです。気づいた時点でやめないと、体力を無限に浪費してしまいます。
私は患者さんには、「考えるのは1泊2日までにしてください」とお願いしています。2日目以降は、あなたは「考えている」つもりでも、実は結論の出ない「迷い・悩み」に陥っている可能性が高いのです。いつの間にか。
また苦痛を感じた時点で、その行動はやめるべきです。
苦痛でなくても、「考えがまとまらない」とか、「ボウッとしてきた」ら、それは脳のオーバーヒートです。額に手を当ててみてください。明らかに、熱いはずです。
考えることも、走ることと同じように体力を消費するのです。
走っていて苦痛なら、自然に足は止まります。
しかし、アタマでっかちな人は、自分でアタマの使いすぎを止められないことが多いのです。だからこそ、アタマでっかちに拍車がかかるのです。
しかし、それを続けると……。そう、体が壊れるのです。
「無理をする」とは、体力が落ちているのに、行動をやめないことなのです。
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出典:田中 一著「病気は脳がつくっていた」(現代書林)
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