前向きなため息

💖こばりひさ著「人をうごかすふしぎな力」P085より ※画像は本文とは関係ありません。
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ため息をつくときは、口を「ほ」の形に変える。

リラックスするため、集中力を高めるため、自分の思考を観察するため。
さまざまな理由から「瞑想」という静かな時間を持つ人がいます。場所や時間を選ばず、もっと簡単に近い効果を得られるのが「ため息」です。
「ため息をつくと幸せが逃げる」なんて言う言葉があります。が、ため息は緊張したり失望したりしたからだをリラックス状態にさせるために思わず出る行為です。ため息そのものは悪いものではありません。
ただ問題なのは、「はぁ…」というため息にくっついている記憶。
「はぁ…」というため息をつくと、親に叱られたとき、学校の成績が悪かったとき、友達とケンカしたとき、また親が自分の行動にあきれているときなど、子どものころの「がっかり」した記憶と結びついてしまいます。だからリラックスどころか、ストレスになってしまいます。
おすすめなのは「ホー」のため息です。口を「ほ」の形にして、息をゆっくり吐き出し、最終的に全部吐き切る。それを繰り返していると、軽い催眠状態に入り、だんだん血のめぐりが良くなり、からだがリラックスしていきます。
また気持ちが暗くなると、からだがかたくなっていきます。「ホー」のため息と一緒にからだをほぐすと、よりリラックス効果が高まります。

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出典:こばりひさ著「人をうごかすふしぎな力」(サンクチュアリ出版)
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