「心の映画館」
💖ジェリー・ミンチントン著「心の持ち方」P64より ※画像は本文とは関係ありません。
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ポジティブなことを
常にイメージする
私たちは、自分の心の中でいつも上映している「映画」について意識することはあまりない。あまりにも慣れ親しんでいるので、それについて考えることはめったにないからだ。
私たちの「心の映画館」には、ポジティブな映画がそろっている。楽しい活動をしたときの映画、努力して成功したときの映画、友人と楽しく過ごしたときの映画、などなど。それらはどれもポジティブで幸せな映画だ。
いっぽう、ネガティブな映画もある。失敗したり、被害にあったり、欲しいものがえられなかったりしたときの映画だ。
あなたは日ごろ、どちらのタイプの映画を見ているだろうか? 一般に、私たちは心の中で、自分についての考え方にマッチした映画を上映している。「自分は誠実で価値のある人間だ」と思っているなら、人生を前向きに生きるのに役立つ楽しい映画を上映する。それに対し、「自分は不誠実で価値のない人間だ」と思っているなら、気の滅入るような映画を上映する。
同じ上映するなら、楽しい映画にしたほうがはるかに得だ。楽しい映画をいつも上映したいなら、ふたつのことを実行しよう。
1 自尊心を高める努力をする。そうすれば、ネガティブな映画をポジティブな映画と取り替えることができる。
2 自分が不幸な映画を見ていることに気づいたら、すぐに幸せな映画に切り替える。誰でも幸せな映画の在庫を心の中に持っているはずだ。
私たちは心の中で映画を上映している。どうせなら、楽しい映画を上映すれば、ポジティブな気持ちでいられる。
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出典:ジェリー・ミンチントン著「心の持ち方」(株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン)
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