毎日を楽しく暮らす

💖内藤 誼人著「人は『暗示』で9割動く！」P185より　※画像は本文とは関係ありません。
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楽観的に生きれば幸運が訪れる

読者の皆さんは、どれくらい暗い顔をしているだろうか。
街中を歩いていると、まさに、「この世の終わり」といった表情でとぼとぼと歩いている人を見かけるが、そういう人に幸運が訪れるとは思えない。
毎日を楽しく暮らさなければダメである。
勤勉なアリではなく、陽気なキリギリスでいいのだ。
ギリシャにあるクレタ大学の心理学者エヴァンゲロス・カラデマスは、4つの保険会社で働く201名のビジネスマンを調べ、楽観的な人ほど、仕事でうつになりにくくなるという結果を報告している。楽観的な人は、少々のことでは落ち込んだりしないのだ。
M・セリグマンが書いた『オプティミストはなぜ成功するか』（講談社）は、どなたにもぜひ一読してほしいと思う良書である。
この本を読めば、楽観的であることが人生の勝ち組になるためにどうして必要なのかの理由がはっきりわかる。
スポーツ選手にしろ、政治家にしろ、もちろんビジネスマンにしても、どんな領域でも成功をおさめている人は、みな楽観的な人ばかりなのだ。
物事に悲観しやすく、過ぎ去った昔のことをいつまでもめめしく思い返しているばかりの人は、だれからも相手にしてもらえなくなる。
私は、寡聞にして、悲観的な人が好かれたという話を聞いたことがない。好かれる人は、例外なく、豪放磊落、とにかく陽気で明るい人なのだ。

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出典：内藤 誼人著「人は『暗示』で9割動く！」（株式会社すばる舎）
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