すべては自分の「思い」通り（２）

💖西田文郎著「No.１理論」P32より　※画像は本文とは関係ありません。
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人は「思い」の通りに生きている（つづき）

人生においても、人は前頭葉が思い描いた未来を実現しながら生きています。願望を次つぎに現実化していくような、いわゆる成功者だけがそうなのではありません。成功できない人も、自分の思いを実現しています。その人たちは、「どうせ無理だろう」「私には難しい」「できっこない」という思いを現実化しているのです。
受験指導にも携わってきたのでよくわかりますが、私どもの知る範囲に限っていえば、「自分は東大に合格できる」と思わないで、東大に合格した学生はいません。
ここで申しあげておきたいのは、合格する実力があったから「合格できる」と思えたのではないのです。一般に考えられるのと逆に、「合格できる」と思えたから実力がついた。「どうせ無理だ」「私に東大合格は難しい」と考える高校生は、「私なら合格できる」と思える生徒ほど真剣に努力できないということ一つとってみても、そのことは明らかでしょう。
トップになりたい、自分ならトップになれると思わない人は、天地がひっくり返ってもトップにはなれません。幸せな家庭を築こう、私なら築けると思えない人が、円満で幸福な家庭をつくった例はないのです。

（つづく）

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出典：西田文郎著「No.１理論」（現代書林）
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