言葉が脳や体に与える影響

💖高田明和著「脳と心に効く言葉」P114より ※画像は本文とは関係ありません。
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すべてはよくなる

(前略)
「このところ少し物覚えが悪くなった。ボケの始まりだろうか。どこかにぼけについて調べてくれるよい先生はいないだろうか。いや、かえって『あなたはボケが始まっていますよ』などと言われると困るからやめておこう」などと結論づけます。そのうちに「やっぱり医者に見てもらおうか」などと思いなおしたりします。とにかく心配が頭を離れないのです。
このような時、心配がふと頭に浮かんだような時に「すべてはよくなる」、「すべてはよくなる」とくりかえすのです。
朝、顔を洗おうとしている時に心配事が頭に浮かんだりします。この時にも間髪をいれず「すべてはよくなる」と自分に言い聞かせるのです。すると不思議なことに考えようとしていた取り越し苦労が消えてゆきます。「すべてはよくなる」という言葉には言霊としての力があると思います。
私も心配事がある時は、まるで呪文のように口に出して言ってみます。すると次第に気分がよくなり、心配事を拾い出そうとしなくなります。そのために仕事にも気持ちが集中するのです。
心配事に取り合ってはいけません。心配事に反論する前に「すべてはよくなる」と言い聞かせるのです。
この言葉があなたの脳や体に与える影響はバカにできません。
(後略)

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出典:高田明和著「脳と心に効く言葉」(株式会社リヨン社)
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