笑顔が笑顔を呼ぶ!
💖ポーポー・ポロダクション著「人間関係に活かす! 使うための心理学」P74より ※画像は本文とは関係ありません。
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人は笑顔になると笑顔をかえす
~ミラーニューロン/相手も同じ感情を持ち、行動をとる~
1章でも説明しましたが、人間関係をよくする最大の武器は「笑顔」である。
人は笑顔を見ているだけで楽しくなり、笑顔は人間関係を良好にする。笑顔は、人間関係を築く上でなくてはならないものである。
この話はなにも精神論的な話ではない。心理学では「楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのである」という考え方がある。
これは、楽しいという感情が「笑う」という行動をつくっているのではなく、「笑う」という行為が「楽しい」という感情を生み出しているという考え方である。
また、脳科学の分野でも「笑顔」が相手の「笑顔」をつくるということが立証されている。脳には「ミラーニューロン」と呼ばれる神経細胞がある。ミラーニューロンは相手の動作を見ただけで、相手の動作と同じ動作をしたような状態をつくり出す。つまり、自分が笑顔だと相手も笑顔になりやすく、自分が泣いていると相手ももらい泣きをしやすくなる。また、相手のしぐさをまねることで、相手は気を許すようになる。
会話があまり得意ではなく、相手を楽しませることができないと思っている人は、「明るい表情をして笑顔でいる」ということだけで、相手も明るく楽しい気分にさせられるのだ。
そして、笑うならできるだけ声を出して笑うのがよい。声を出した笑いはその笑いが本物であることを証明し、相手を気持ちよくする効果がある。素敵な笑顔と笑い声を手に入れたら、人間関係において怖いものはない。
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出典:ポーポー・ポロダクション著「人間関係に活かす! 使うための心理学」(株式会社PHP研究所)
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