なりきる
💖堀田秀吾著「科学的に元気になる方法集めました」P60より ※画像は本文とは関係ありません。
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「なりきり」作用を駆使して、
「なんか、この状況を逆に楽しんじゃってる」
気持ちになってみる
―――池谷裕二ら脳科学者の研究
(前略)
では、置かれている状況が決して好ましくないものだったとして、それでも目の前のことを楽しむためにはどうすればいいのでしょうか。
脳科学者の池谷裕二先生によると、脳のやる気スイッチを入れるには「なりきる」という方法もあるそうです。
つまり、「楽しんでいる自分になりきる」ということです。自分は楽しんでいるのだと脳をだますのです。
接待で偉い人の長話に付き合わされているときは、
「こんなに話がつまらないのに、これだけ出世できるなんて、逆にこの人に興味が湧いてきた。一体どんな人生を送ってきたのか質問しよう」
飲み会がノリの合わない人ばかりだったら、「こんな中でもスッと自然に溶けこめる、私は松山ケンイチのようなカメレオン役者」
渋滞がひどすぎたら、
「おいおい、いくらなんでもひどすぎ! 笑っちゃうよ! (私)もう歌っちゃおうかな!」
といったように、「逆に楽しい!」という気持ちになってみてください。
そうすると、行動も受け身から、ポジティブな能動的なものに変わっていきます。
反対に、「できない!」「無理!」「最悪!」と思ってしまうと、どうしても積極的な行動がついてきません。
(後略)
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出典:堀田秀吾著「科学的に元気になる方法集めました」(株式会社文響社)
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