できるようなふりをする(2)
💖アンソニーロビンズ著「一瞬で自分を変える法」P127より ※画像は本文とは関係ありません。
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疲れた時〝胸を張る〟!(つづき)
あれができない、これができないと訴えてくる人には、「できるようなふりをしなさい」と助言すればいい。するとたいていは、「どうしたらいいのか、わかりません」という答えが返ってくる。
そうしたら、「どうしたらいいのかわかっているかのように行動しなさい。やり方がわかっているような立ち方をし、やり方がわかっているような息のしかたをするんです。今すぐにでもできるような顔をしなさい」と言う。
その人がまさにそういうふうに立って、息をし、生理機能をそういう状態にすると、たちまち自分にもできるような気がしてくる。たったこれだけのことで、精神状態に変化が起きるからだ。
自分にはできないけれど、できるようになりたいことを思い浮かべてみよう。もしそれができたとしたら、あなたはどういう立ち方をするだろう。話し方は? 息のしかたは? 理想の自分、理想の生理状態を思い浮かべ、それに合わせて姿勢を正し、呼吸を整え、表情をつくって、最初の状態と比較してみよう。その違いには注目すべきものがある。
理想的な状態を一貫して継続することで、できるわけがないと思っていたことも、「まるで」できるような気がしてくるはずだ。
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出典:アンソニーロビンズ著「一瞬で自分を変える法」(株式会社三笠書房)
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