いつも肯定的に考える(1)

💖リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな」P121より ※画像は本文とは関係ありません。
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「できない」と言うとできなくなる

多くの人は自分の限界を主張することに多大なエネルギーをついやす。「そんなこと私にはとても無理」とか「しかたがないさ、前からそうなんだから」とか「すてきな恋人ができたためしがない」とか、思いつくかぎりの否定的なことを口にして自分の限界をつくる。
私たちの意識は強力な道具だ。なにかが手に入らないと思い込むと、自分で設定したハードルを越えるのはとても難しい。たとえば「文章なんてとても書けない」と思い込むとする。次に、そのことを証明するような例をあちこちから引っ張り出してくる。高校時代のへたなエッセイ、書くのに苦労した手紙。ためしてみる前に恐怖の思い出で頭をいっぱいにして自らを制限してしまう。作家でもなんでも、とにかくなにかになるための最初のステップは、最大の批評家であるあなた自身を黙らせることだ。

(つづく)

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出典:リチャード・カールソン著「小さいことにくよくよするな」(株式会社サンマーク出版)
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