幸せには心を広げる働きがある
💖タル・ベン・シャハー著「HAPPIER 幸福も成功も手にするシークレット・メソッド」P236より ※画像は本文とは関係ありません。
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不幸せな人間は他人を思いやれない
ほかの人たちの幸せに貢献することで、私たちは充実感と喜びを受け取ります。したがって、ほかの人たちを助けることは、明らかに、私たちの幸せに貢献します。
ただし、ほかの人たちを助けることは、自分の幸せよりも、ほかの人たちの幸せを優先することではありません。ここが重要なところです。
自分の幸せを追求していないとき、私たちは真の自分を押さえつけています。そしてそれは、ほかの人たちを助けようとする意欲を私たちにけっしてもたらさないはずです。不幸せな人間は、けっして心からは他人を思いやれません。そして、他人を思いやれないという自覚が、その人間をますます不幸せにすることになります。
肯定心理学の先駆者の一人、バーバラ・フレドリスクソンは、彼女自身の研究を通じて、「幸せには心を広げる働きがある」という事実を突き止めるに至りました。「私たちは幸せなとき、内側に向いた、狭い、自己中心的な視野を越えて、その先にある、ほかの人たちがほしがっているもの、必要としているものを、よりよく見ることができる」と彼女は言います。
心理学者のアリス・アイゼンとジェニー・ジョージも、「私たちは、自分が気分のよいときに、より頻繁にほかの人たちを助ける傾向にある」と指摘しています。
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出典:タル・ベン・シャハー著「HAPPIER 幸福も成功も手にするシークレット・メソッド」(幸福の科学出版株式会社)
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