「今を生きる」ために大切なこと

💖小山敬子著「夢見る老人介護」P95より　※画像は本文とは関係ありません。
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高齢になってから「今を生きる」ために大切なのは、後先を考えすぎず、物事にこだわらず、何でも自然体で受け止め、楽しく過ごすことではないでしょうか。先を考えれば、「最期」に行き着きます。後ろばかり振り返っても若い時代が帰ってくるわけではない。病気も体力の衰えも認知力の低下も、これも自然な流れと受け止めながら生きれば、いくつになっても、病になっても人生は素晴らしいと感じられるに違いありません。
そのためには、若いうちから考え方、生き方を学ぶ姿勢が必要なのだと思います。また、自分一人ではなく、そういう柔軟な心を持つ仲間づくりが大切なのではないでしょうか。家族の中に閉じこもるのではなく、楽しい仲間がいれば、年を取ることも怖くなくなってくるでしょう。

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出典：小山敬子著「夢見る老人介護」（株式会社くもん出版）
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