「良い遊び方」の条件1 楽しい
💖樺沢紫苑著「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」P120より ※画像は本文とは関係ありません。
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「良い遊び方」の条件1 楽しい
遊びは、「楽しい」が基本。しかしながら、「楽しくない」遊びをしている人が少なくない。
たとえば、スマホを漫然と3時間見ていて、「ああ楽しかった! なんて、楽しい3時間だったのだろう!」と言えるでしょうか。あるいは、テレビをつけて、それほど見たくもない番組を3時間見てしまった。「いやあ、おもしろかった! なんて有意義な時間の使い方だったんだろう!」と心から思えますか。おそらく思わないはずです。むしろ「時間を無駄にしてしまった」と思うでしょう。
本来「楽しい」はずの遊びが、やり終わってから後悔するようなら、それは「悪い遊び方」なのです。
たとえば、友人との飲み会でも、「ああ、楽しかった!」と心から思えればいいのです。しかし、あなたの嫌いな人が参加している飲み会だと「気を遣ってばかりで、ちっとも楽しめなかった」となります。
それは、「お金」と時間」の無駄であり、「良い遊び方」とは言えません。だから、「気の進まない飲み会」は、断るべきなのです。
「楽しい」か「楽しくない」か? これがとても重要な基準です。あなたの人生は有限なのです。だから「楽しい」時間を増やして、「楽しくない」時間を減らすことで、あなたの人生はより「楽しく」、より「幸せ」に近づいていきます。
「楽しくない遊び」というのは、「おばあさん」の姿をしたオオカミのようなもの(『赤ずきん』)。まんまと騙されると、オオカミに食べられてしまいます。
楽しんでいる? 楽しめている? それは、最高の時間の使い方?「楽しい」を基準に自問自答すると、「遊び」のクオリティが間違いなく高まります。
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出典:樺沢紫苑著「精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方」(きずな出版)
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