「ありがとう」と「ばかやろう」
💖船井幸雄著「13歳からのシンプルな生き方哲学」P132より ※画像は本文とは関係ありません。
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水が教えてくれること
あなたは水の結晶写真を見たことがあるでしょうか。
水の結晶写真とは、私の友人で江本勝さんという人が撮影に成功した写真で、雪の結晶写真とよく似ています。
水の結晶写真が面白いのは、水を入れたビンに「ありがとう」という言葉を書いて水に見せて結晶写真をとると、とても美しい写真がとれるのに対して、「ばかやろう」と書いた文字を見せると、こわれた結晶写真がとれることです。
水にも言葉の波動や思いが伝わっているんだ、ということを江本さんは言っているのですが、これ以外にも、水に音楽を聞かせた場合の結晶写真など面白い写真がたくさんありますので、見たことがない人は、ぜひ一度江本勝さんの出している写真集『水からの伝言』などを見てください。
これらの写真は、私たちにたくさんのことを教えてくれます。
頭の固い一部の学者たちは、水に言葉がわかるわけがない! と、江本さんのことを「ニセ科学者」と非難しているようですが、江本さんは自分のことを科学者だと言ってはいません。これは「波動」の世界の現象だ、と彼は言っています。
江本さんは一部の人に非難されていたとしても、今の時点で、世界で一番有名な日本人は、じつは江本勝さんと、EM技術を開発した比嘉照夫さんの二人です。EMについては、また別のところでお話しますが、江本さんの研究は、世界40ヵ国以上で著書が出版され、多くの人から注目されているのです。
人間の体は8割以上が水で構成されているようです。
私たちも「ありがとう」と言われたら、体全体でうきうきとうれしくなりますし、「ばかやろう」と言われたら、体全体でムッとしてしまいます。きっと私たちを構成している水分が、その時々で、美しい結晶となったり、メチャメチャになったりしているのでしょう。結晶写真をとるまでもなく、私たちは生まれつき体でそのことを知っているはずです。
なるべくよい言葉を使い、なるべくよい音楽を聞き、そしてなるべくきれいな結晶の水を飲みたいものですね。
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出典:船井幸雄著「13歳からのシンプルな生き方哲学」(株式会社マガジンハウス)※2008年6月26日発行
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