感謝力は鍛えられる(2)
💖五日市 剛/矢山 利彦著「運命が変わる 未来を変える」P34より ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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みんなでやってみよう
「感謝力」はきたえられます(2)
〇〇 〇――矢山 利彦
「感謝力」を高めるエクササイズ
まず、我々人間には「あの人には世話になったなあ」という人が必ず何人かいますね。その人たちのことを思い浮かべてください。たとえば人生のある時代とかタームに分けてもかまいません。就職してから、地位が上がったり職場が変わったりした区切りのとき、大学時代、高校、中学、小学時代と区切るのも一つの方法です。
そして思い出したならば、その人たちに感謝することを紙に書き出して「ありがとうございます」と心から言ってみてください。この繰り返しで必ず感謝力がつくようになります。
つぎに感謝も嫌悪感も持っていない、中間というかどちらでもない人がいますね。ただ普通に知り合った人を思い出してください。そして感謝してみるのです。もしかしてよーく考えたら「あの人のあの行為や生活態度に影響を受けていたのかもしれない」と思われる、うーむ、そう大学時代にクラブで競い合った人でもいいです。対して仲は良くないが、「あの人がいたおかげでレギュラ-になれた」とか、自分もいくらかマシにな人間になれたとかいろいろあると思うのです。このへんがちょっとやっかいかもしれません。なにしろ、すごく感謝する恩人と、もっとも嫌いな人はすぐ思い出せるからです。
で、その次があまり感謝したくない人。「嫌だな」と思った人を思い出して、紙に書き出して感謝できるかどうかやってみます。感謝できるどころか、不快になる場合は感謝する必要はありません。そのままにしておきます。感謝できる人や出来事に対して感謝することを続けてください。これを感謝の瞑想と名づけました。
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出典:五日市 剛/矢山 利彦著「運命が変わる 未来を変える」(株式会社ビジネス社)
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