感謝力は鍛えられる(4)

💖五日市 剛/矢山 利彦著「運命が変わる 未来を変える」P37より ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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みんなでやってみよう
「感謝力」はきたえられます(4)
〇〇     〇――矢山 利彦

「感謝の瞑想」で自分も変われる

(前略)
私の父親は愛情表現こそへただったが深い愛情を持っていた。愛情表現は決して態度や言葉だけではないと思ったとき、父親を理解できたのです。そして、「親父もいろいろ苦労してきたんだなあ」ということもわかってくると不思議と自分の子供にたいする叱り方もちがってくるし、父親のようなやり方で怒ることもなくなってきました。
男性は父親に対して、女性は母親に対して感情のしこりを持っていることが多いようです。それを感謝の瞑想で減らしていけます。また、両親に対して感謝の瞑想をおこなうともっと良いです。なんらかの事情でまったく思い出のない人はいちばん近い関係の人でかまいません。
感謝の瞑想をつづけていると、あるときフッと嫌だった人が、それほど嫌でなくなっていることに気がつくことでしょう。そして自分が失敗した過去の出来事に対しても「あれはあれで良かった」「それはそれで良い」と肯定できるようになってきたら心が軽くなっていきます。
「あれはあれでよかった」「それはそれで良い」は感謝がなかなかできない人や出来事に対して、肯定するための「魔法の言葉」として効きます。ぜひ、感謝の瞑想のなかで使って、それが日常の口ぐせになるまで自分のものにしてください。
過去を肯定し、さらに感謝できるようになってくると、他の人が悩みを打ちあけ、相談してくるようになるようです。そのとき、じっと耳を傾けて聞き、「それはそれでよかったのでは」と言ってあげられると良いと思います。

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出典:五日市 剛/矢山 利彦著「運命が変わる 未来を変える」(株式会社ビジネス社)
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