私はしあわせ(1)

💖福田純子著「笑顔は地球語」P70より  ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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「私はしあわせ」と念じる

講演を終え、豊橋から博多に戻る新幹線に乗ったときのことです。社内に入ったときに、はっとするほど笑顔の美しい女性が目にとまりました。すてきな人だな、私は指定席を探しながら、そう思いました。そして自分の席をたどっていったら、なんとその女性の隣だったのです。
しばらくは無言でしたが、コーヒーを頼むときに、偶然に口をきいたのがきっかけとなりました。そのすてきな奥様は千葉に住んでいらっしゃる浅倉志津子さんという方で、ご主人が広島に単身赴任sていらっしゃるということでした。
私はその女性にどうしてそんなに笑顔が美しのかとうかがってみました。すると、彼女はにっこりとほほ笑んで、
「ありがとうございます、うれしいです。もし私の笑顔がそうならば、それは母のおかげだと思います」
とおっしゃられたのです。
その方のお母様には2つの習慣があったということです。1つは朝起きると、1番に大きな鏡に向かって、
「今日も1日笑顔で頑張りましょうね」
と誓うことです。
そしてもう1つは1日に何十回となく、
「私はしあわせ
と繰り返し言葉で表現するのだそうです。その裏には「お陰様で」と感謝の念があるのでしょう。
(つづく)

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出典:福田純子著「笑顔は地球語」((株)中経出版)
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