感謝の気持ちを持つために
💖シェリー・カーター-スコット著「小さなことから自分が変わる」P38より ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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感謝の気持ちを持つためには、繰り返し繰り返し、自分が今手にしているものの大切さを思い出さなくてはならない。
手に入れたいものばかりに注意がいき、今この手の中にあるものを見過ごすのは、いともたやすい。ときおり立ち止まって、まわりの空気を味わってみないと、ここまでやってこられたことの価値がわからなくなってしまうのだ。
感謝の気持ちを身につけるには、さまざまな方法がある。ここにいくつか、いいと思われる方法を書いておく。
■自分が今手にしているものをすべて失ったらどういう気持ちになるか、想像してみる。映画『素晴らしき哉、人生』のジョージ・ベイリーのように。そうすればきっと、今手にしているものがいかにありがたいものなのか思い出せるだろう。
■感謝すべきことのリストを毎日作ってみる。そうすればいつでも、自分がどんなに恵まれているか思い出せる。感謝すべきことなど何もないと思えるときには、特にそうしてみるといい。あるいは、寝る前に数分、「感謝すべきことに感謝する」時間をもうけてもいい。
■あなたほどには幸運に恵まれていない人の手助けをする。そうすると、ものごとがよく見えてくる。
■試練がやってきたとき、そのなかにいいことを見出す。
学ぶ方法はさまざまあるが、とにかく感謝の気持ちはとても大事なものである。大切なのは、自分がもっているものをありがたいと思う意識を持つこと。そうすれば、今このときを生きるのが、もっと楽しくなるだろう。
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出典:シェリー・カーター-スコット著「小さなことから自分が変わる」(三笠書房)
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