感謝を伝える
💖 小倉広著「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」73より ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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「よくできたね」とほめるのではない。
「ありがとう、助かったよ」と感謝を伝えるのだ。
感謝される喜びを体験すれば、
自ら進んで貢献を繰り返すだろう。
親や教師が子供の「共同体感覚」を高めるためには、自己信頼と他者信頼の体験を積ませることから始めなくてはなりません。具体的には、子供の協力を求め、それに対して感謝の言葉を伝えるのです。
感謝されれば誰でも嬉しいものです。そして、自分が行った貢献に対して感謝が返ってきたときに初めて人は自己効力感が満たされ、自己信頼を感じます。同時に相手に対しても信頼感を持つ。すなわち他者信頼も芽生えるのです。
「感謝する」のと「ほめる」のは違います。例えば、子供が片付けのお手伝いをした時に「ありがとう。とっても助かるよ」と言うのと、「偉いね。良くできたね」と言うのでは、受け取る際の印象が違うことがお分かりでしょう。「感謝」は横から目線。「ほめる」は上から目線です。現に新入社員が社長に対して「良くできたね」とほめることはしないでしょう。それをされたら社長はむっとするはずです。なぜならば「ほめる」は上から目線であり、なおかつ相手に対して「期待していない」ことが前提だからです。
上から目線で「ほめられる」よりも横から目線で「感謝される」ことが自己信頼と他者信頼には、はるかに有効です。貢献と感謝の体験を増やすことが共同体感覚を養う上で最も大切なことなのです。
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出典: 小倉広著「アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉」(ダイヤモンド社)
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