考え方はいくらでも変えることができる

💖「笑いは心と脳の処方せん」P220より
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喜びは口に出して

世界的指揮者カラヤン氏といっしょに食事をした人の話です。
彼はその日の演奏はいまひとつ満足できないといっていたのに、食事になると、私は今日はとても幸せだと楽しそうにいいました。思わず聞き返すと、
「このキャビアがとてもおいしいからです。1日のうちに何か1ついいことがあれば、その日は幸せです」
と答えました。
そういう考え方が人生を楽しくさせると思いませんか!
口に出して喜び、楽しさを表現する、それをもっと身につけたいものです。
楽しい感情こそ生きる力の源、そして健康は生きる喜びから生まれた結果です。楽しいことに夢中になる、そのポイントは、変えることのできない遺伝子などではなくて、いくらでも変えることのできる考え方なのです。

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出典:昇 幹夫著「笑いは心と脳の処方せん」(二見レンボー文庫)