苦しめているのは記憶

💖高田明和著「宇宙を貫く幸福の法則」P16より ※画像は関係ありません。
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考えすぎない

(前略)私たちはいろいろなことで過ちを犯します。それでも生きていられる人が多いのは、思い出さないということができるからです。
思い出さないための方法の1つは忙しさにまぎれるということです。私たちは忙しいと、目の前のことに夢中になり、余計なことを考える暇がなくなります。当然思い出さないために、心が気づかなくなり、自分を責めたり、他人を恨むなどということをしなくなります。
もう1つは「やり過ごす」という方法です。
研究によると私たちの脳は、年中何かを思い出しているということがわかります。実際何かの仕事をしている時に使う脳のエネルギーは全体の5%くらいで、その他は何に使っているのか分からないのです。
以前は数学の問題を解く、文章を書くなどというはっきりした努力に脳のエネルギーが使われていて、それ以外の脳は休んでいると思われていました。ところが、最近では脳はいつも活動している、思い出し、考えてるということが分かってきました。
誰でもいつも嫌なことを思い出したりしているのです。それでも平気な人が多いのは、その嫌な思い出にとらわれず、やり過ごすことができているからなのです。

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出典:高田明和著「宇宙を貫く幸福の法則」(ビジネス社)