考えているだけで大きな力!
💖望月幸義著「『考え方』を変える 喜び多き人生を築く」P22より ※画像は本文とは関係ありません。
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考えているだけで大きな力を持っている
考えていることが大きな力を持っていることを、私たちは適切に理解しているでしょうか。十分とは言えないようです。その一つの原因は、「考えているだけでは力にならない。考えることよりも実行の方が重要であり、実行に移して初めて力になる」という常識が広がっているからである。この常識は、日本だけではなく、世界的なものでしょう。この常識が人類に与えているマイナスの影響は計り知れないものがあります。この常識があるために、考えているだけで大きな力を持っていることを見えなくしています。そのため、最も大きな力を有効に使っていないのです。
人間と動物の根本的な違いは、人間は自分の考え、思い、創造の世界で生きており、動物は目の前に実際に存在する事物に対応して生きている点にあります。(もちろん、動物の世界の真実は、正確には分かりませんが)。「人間は理性的動物」であり、「考える葦」なのです。
ですから私は、たとえ実行に移さなくても、考えているだけで大きな力を持っている、と確信しています。
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出典:望月幸義著「『考え方』を変える 喜び多き人生を築く」(財団法人 モラロジー研究所)※現 公益財団法人モラロジー道徳教育財団
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