性格は、変えられる(1)
💖ジェームズ・アレン著「『思い』が現実をつくる」P36より ※画像は本文とは関係ありません。
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第二の天性――性格は変えられる
怒りっぽい人というのは、腹を立てずに物事に対応するやり方を知らないまま生きてきたために、いろいろなことに腹を立てる癖がついています。
こらえ症のなさや怒りっぽさなど、悪い性格は、意識して気をつけなければ、その根はどんどん深まるばかりです。
しかし、その性格を習慣づけてきた同じ方法で、怒りっぽさをがまん強さや穏やかさに置き換えることができます。
どうするのかというと、心に意識を向け、自分の悪い癖が心の中で持ち上がってきたら、冷静にものごとを見るために穏やかでいられるように、つねに心がけていくのです。
こらえ性のなさも、自分の心の動きを意識することで、繰り返し、繰り返し、絶えることを覚えていきます。
はじめからうまくいくないでしょうが、意識と努力を続けていけば、だんだん自然に、穏やかな心の状態を保つことや、忍耐強くものごとにあたる癖がついていきます。
(つづき)
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出典:ジェームズ・アレン著「『思い』が現実をつくる」(ゴマブックス株式会社)
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