心が変われば、遺伝子のスイッチが切り替わる
💖ブルース・リプトン著「『思考』のすごい力――心はいかにして細胞をコントロールするか」P231より ※画像は本文とは関係ありません。
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肯定的な考えや否定的な考えは、健康だけではなく、人生のすべての局面に影響を与える。ヘンリー・フォードは流れ作業の効率性については正しかったが、心の力についても正しかった。いわく、「できると信じても、できないと信じても、……いずれにせよ、現実は信じたとおりになる」。
コレラの原因だと医学的に断定された細菌を無邪気に飲み下した学者を前に紹介したが、あの話にはどんな意味が隠されているのだろう。また、焼けた石炭の上を火傷一つせずに歩く人たちについてはどうだろうか? 自分にはできるという信念がほんの少しでも揺らいだならば、ひどく火傷してのたうち回ることになる。
これらのことから考えると、信念というものは、カメラのフィルターのようなもので、世界の見方を変える。そして、生体の機能はそう言った信念に適応して変化する。信念がそれほど力を持つことを本当に認識できたならば、そのときこそ、自由への鍵が手に入る。遺伝子と言う設計図上の暗号は自分では変更できないけれど、心は自分では変えられるのだ。そして、そうすることで、遺伝子の潜在的な可能性が発現するように、設計図のスイッチを切り替えることができるのだから。
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出典:ブルース・リプトン著「『思考』のすごい力――心はいかにして細胞をコントロールするか」(株式会社PHP研究所)
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