人生劇場で、あなたは主役

💖昇 幹夫著「辛いときこそ、笑いましょう」PHP No829 P33 ※画像は本文とは関係ありません。
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人生劇場の名優を目指す!

(前略)
氷がとけたら何になる? もちろん水。でも他の答えがありませんか?「春になる」。 素敵な感性だと思いませんか? これを日常に応用するんです。
人間のことを英語では「パーソン」と言いますが、「パーソン」の語源はラテン語で、仮面という意味を持っています。誰しも自分の人生劇場でいろんな仮面をとっかえひっかえしながら生きています。会社での顔、友人の前での顔、つれあいの前での顔、子どもの前での顔など、それぞれ演じるでしょう。
でも、どれも同じ顔ですね。当たり前じゃないかというのは、あなたが真面目な方だからです。つまり自分は大根役者だと自認していることになります。名優をみてください。いろんな顔を見事に演じ分けていますね。
あなただって同じです。人生劇場で、あなたは主役、だったら名優を演じてごらんなさい。観客にもあなたの辛さが分かるように、これ以上ないという辛い役をやってごらんなさい。そのままずっと、それを演じ続けられますか。
「落ちるだけ落ちたら笑うしかない」。不思議な言葉でしょう! どん底まで落ちたら泣くんじゃない。笑うしかないのです。

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出典:昇 幹夫著「辛いときこそ、笑いましょう」PHP No829(株式会社PHP研究所)
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