自分の考えが自分の感情をつくる

💖望月幸義著「『考え方』を変える――喜び多き人生を築く」P92より ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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私たちの感情は考えることによって生まれます。考え方が、自分の感情を生み出していることにはなかなか気づきません。考えるから、嬉しい、悲しい、怒り、心配、妬み等の感情が生まれるのです。どんなことが起こっても、何も考えなければ何の感情も生まれません。
(中略)
自分の考えが自分の感情をつくっているとしたら、わざわざ悩み、悲しみ、不安、恐れ、怒りなどのマイナスの感情をたくさんつくろうと考えるでしょうか。私たちは、このことに気づかず、自分の感情は、自分以外の他人や事件によって生み出されいると考えていますから、周囲の状況が変化するのを待っているのではないでしょうか。前述したように、蛇という動物に対して生まれる感情は人によって異なっています。蛇が好きな人にはプラスの感情が生まれ、嫌いな人には、マイナスの感情が生まれます。あらゆる事物が人によって異なる感情を与えています。それは、その対象に対して考えていることが違うからです。
従って、私たちの感情は、自分自身の責任ということになります。このことが理解できれば、人生を変化させる根本的方法は、出来事や他人に対する考え方を自分が変化させることにあると分かります。ストア派の思想家マルクス・アウレリウスは、『自省録』の中で、「君がなにか外的の理由で苦しむとすれば、君を悩ますのはそのこと自体ではなく、それに関する君の判断なのだ」と述べています。また、心理学者で臨床セラピストのリチャード・カールソンは、「思考は常に感情を生み出します。不幸とは、人生に対する否定的な思考にともなう感情なのです」と言っています。

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出典:望月幸義著「『考え方』を変える――喜び多き人生を築く」(財団法人 モラロジー研究所)※現公益財団法人モラロジー道徳教育財団)
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