認知の変容

💖西脇俊二著「人生は0.2秒で変わる 精神医学的に正しい絶対的な力の使い方」P70より   ※画像(生成AI)は本文とは関係ありません。
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「認知の変容」という自己トレーニング

私は何ごとにおいても「認知の変容」が大事だと考えています。
認知の変容とは精神科のカウンセリングで用いる手法の1つであり、いわばポジティブ・シンキングにするということ。自己トレーニングを積めば、日常の様々なストレスを、ストレスと感じることなく生きていくことができます。
以前、『お金がなくても平気なフランス人、お金があっても不安な日本人』というタイトルの本が刊行されました(吉村葉子著・双葉社刊)。
認知の変容とはまさにこのようなことで、真実は1つしかないのに、その受け止め方はたくさんある。受け止め方によって心にかかる負担も変わるということです。
お財布に1万円入っていたとします。それを「もう1万円しかない」と考えるか、「まだ1万円もある」と考えるかによって、精神的なゆとり度はまったく異なります。
日本人はさまざまなことをすぐに不安に結びつけ、ストレスを溜めこみやすい「もう1万円しかない」タイプといえるでしょう。よく言えば真面目な性格が、精神と体に変調をもたらしているのです。認知の変容は、決して難しいことではありません。物事の受け止め方をちょっとだけ変えればいいだけです。
たとえば、不安になったとき、不安という気持ち自体は、いずれ生じるかもしれない問題に対する推測にすぎず、今起こっている問題ではありません。
冷静に考えれば、起こってもいないことに対して過度に気を揉む必要などないのです。幸せは必ずしも目指すものではなく、ふり返ってみてはじめて気づくことができるのだ、と考えればいいのです。

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出典:西脇俊二著「人生は0.2秒で変わる 精神医学的に正しい絶対的な力の使い方」(株式会社ワニブックス)
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