「感動」と「困難」のステキなお話(2)

💖福島正伸著「真経営学読本」P80より ※画像は関係ありません。
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さて、このような困難君にも親友がいます。それが、感動君です。感動君は困難君と反対の性格で、とってもシャイです。そして、足が遅いため、いつも感動君についていけません。困難君は、夢を持った人を見つけると、素早く「ダーッ」と走っていって、夢の前に立ちはだかりますが、感動君はいつも遅れてトコトコやってきます。しかも、シャイな性格ですから、困難君の後ろに隠れてしまって、姿を見せようとしません。
どうしたら感動君に会うことができるのかというと、立ちはだかっている困難君を乗り越えていく以外にありません。
感動君は姿を見せませんが、困難君の真後ろにいつもいます。感動君には楽しみにしていることがあります。それは、困難を乗り越えてきた人にプレゼントをあげることです。「感動の涙」というプレゼントです。困難君が大きければ大きいほど、大きな感動君が後ろに隠れていて、大きな感動の涙をプレゼントしてくれるのです。

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出典:福島正伸著「真経営学読本」(株式会社きんざい)