「幸せ」って言うと・・・

何となく元気がない時、何となく気力がない時ってありますよね。やっぱ、人間ですから・・・。
問題は、それをいつまでも引きずらないこと。で、その対策としてよく言われることの1つが、ポジティブな言葉を口に出して言うことでしょうか。
もうずっと昔の話になりますが、福田純子氏の講演会で聴いた、新幹線で出会った素敵なおばあさんの話が今も強く心に残っています。いかにも幸せそうなそのおばあさんが会話の中でよく口にされていた言葉が、「わたしはしあわせ」だったとか。当時の私にはこの言葉がとても新鮮で、「ヘェ~!そうなんだあ」と妙に感心したことを思い出します。

「斎藤一人 仕事がうまくいく315のチカラ」P265より
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「幸せ」って言ってるうちに人間の脳って、幸せを数えだす

「一人さん、幸せそうね」って言うんで、「うん、俺、幸せなんだよ」って言うんだけど、「一人さん、いつも幸せで、嫌なことないでしょ」っと。
嫌なことあるよ。あると。ほんとにあるんだよ。商売やってたら、仕事やってたら、嫌なことなんて、山ほどあるよ、って。
ところが、「あんなこと、どうでもいいよ。俺、幸せなんだよ」って言ってるうちに、人間の脳って、幸せを数えだすの。

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出典:斎藤一人著「斎藤一人 仕事がうまくいき315のチカラ」(KKロングセラーズ)