やる気のスイッチをオンにする(2)

💖三宅裕之著「脳を〝だます〟とすべてがうまく回り出す」(P25より)※画像は関係ありません。
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たとえば、鏡に向かって思いきりの笑顔をつくってみる。別におもしろいことなど何もなくても笑顔はつくれます。はじめのうちは無理につくった笑顔でも、笑顔を続けていくうちに、だんだん気持ちが明るくなってくるのがかんじられるでしょう。
実は、「いい気分になるのに理由はいらない」のです。
気分がいまひとつ盛り上がらない日があったら、無理にでも笑ってみる。満面の笑みを浮かべてみるのです。それだけで気持ちは大きく変わり、やる気が出てくるもの。生理学的にも、笑顔をつくると表情筋が動き、その結果、脳に盛んに血流がいくようになり、脳の働きが活性化されるのです。
つまり、何かいい気分になることをして、脳をいいモードにしてしまう。こうして脳を〝だまし〟て、やる気のスイッチをオンにするわけです。

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出典:三宅裕之著「脳を〝だます〟とすべてがうまく回り出す」(大和書房)