治りの遅い患者さんに共通する癖

💖田中  一著「病気は脳がつくっていた」P77より　※画像は本文とは関係ありません。
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他人と、くらべない

もう1点、治りの遅い患者さんに共通する癖をご紹介します。
それは、他人と比べることです。
「同い年の隣の人は、とても元気。それに比べて私は……」
「入院したときに同室だったあの患者さん、再発して亡くなったらしい」
「同じ高血圧の友人は、別の先生に『薬は一生飲み続けないと』と言われたらしい」
……と言っても、あなたの肉体には、何の関係もありません。
むしろ、人と比較することで、あなたの元気、体力が減っているではありませんか。
それは、絶対にしてはいけないことです。健康になりたいならば……。
他人に対する心配や同情は、余力のあるときは美徳ですが、余力のないときに続けるのは、自分の肉体には毒です。

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出典：田中  一著「病気は脳がつくっていた」（現代書林）
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