「幸せ」は、感じた人にのみ発生する (1)

💖小林正観著「100%幸せな 1%の人々」P1より  ※画像は関係ありません。
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私は昔も今も、ガチガチの唯物論(すべての現象を「物質的」観点から規定していく理論)です。「宗教」とはまったく別のところにいて、目に見える現象や手応えのある現象だけ信じてきました。

そんな私が、40年間さまざまな現象を見続けた結果としてわかってきたことは、「宇宙には、幸も不幸も、そういう現象は存在しない」ということです。

ある現象が目の前を通り過ぎようとしたとき、「私」が何も関心を示さなければ、ただ通り過ぎるだけですが、その現象について私が「おもしろい」と思ったならば、それは、「私」にとっておもしろいことであって、となりの人にとっておもしろいかどうかは関係ありません。
あくまでも、「私」にのみ帰属して、おもしろいことになったわけです。

目の前の現象について私が「つらい」と思った瞬間、「私」にとってつらい現象になりますが、私が「幸せ」と思った瞬間、「私」にのみ帰属して幸せな現象になります。つまり、幸せというのは、感じた人にのみ発生するのです。

(つづく)

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出典:小林正観著「100%幸せな 1%の人々」(中経出版)