良くしたければ言葉遣いを良くする

「100万人の口ぐせ理論 『いい口ぐせ』はいい人生をつくる」より
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私の知る限り、学業や資金繰りや人づきあいなど、生活全般がうまくいっている人というのはたいてい、言葉遣いがていねいで前向きで、不平不満、愚痴、人の悪口を言うことなどまったくなかったように思います。
暮らし向きが良いから言葉遣いも良くなるのか、それとも言葉が良いから暮らしも順調にいくのか。これも「鶏が先か卵が先か」と問うようなもので、どちらが先でどちらが後であっても結果は同じです。
だったら、現実よりも先に言葉遣いを変えてしまえばいい。言葉だけなら今すぐにでも変えられる。言葉が変われば、現実の変化はあとからついてくる。言葉は、それを口にした本人に帰ってくるのだ。ということが、ハタチそこそこにして私にはわかってしまったのです。

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出典:佐藤富雄著「100万人の口ぐせ理論 『いい口ぐせ』はいい人生をつくる」P38(大和出版)